こんにちは、たこまろです。
今回は超大事なテクニカル分析の1つ、
ダウ理論
について解説します。
ダウ理論とは
ダウ理論は6つの基本原則で成り立っています。
その6つとは・・・
と言いたいところなのですが、
ぶっちゃけ6つも覚える必要があるので書きません。
ググれば他の方も書いているので
全部知りたい方はそちらを見てみてください。
ダウ理論は1つだけしっかり理解しておけばオールOKなので、
それだけ徹底的に頭に叩き込んでおきましょう。
ダウ理論を理解してトレンドを把握する
ダウ理論の絶対に理解し覚えなければならない原則はただ1つ。
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ということです。
これさえ理解しておけば、
見ているチャートが上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを機械的にわかるようになります。
明確な転換シグナルが出るまではどちらかのトレンドだって判断できるんですから。
ちなみに、ダウ理論ではレンジ相場などの概念はなく、
どんな時でも上昇トレンドか下降トレンドかのどちらかになります。
ダウ理論で出てくるワード
いくつか覚えなければならないキーワードがあるので、
先にキーワードを並べておきます。
- 高値
- 安値
- 戻り高値
- 押し安値
- 高値切り上げ
- 安値切り下げ
明確な転換シグナルとは
ダウ理論は
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ことだとお伝えしましたが、明確な転換シグナルってなんでしょうか。
答えは、
- 上昇トレンド=高値を連続して更新していくトレンド
- 下降トレンド=安値を連続して更新していくトレンド
- 上昇トレンドの時は「押し安値を切り下げたら転換シグナル」
- 下降トレンドの時は「戻り高値を切り上げたら転換シグナル」
です。
はい、順を追って説明しますね。
トレンドとは
まず、そもそもトレンドってなんでしょうか。
トレンドは上昇トレンドと下降トレンドの2つがあります。
あえて言語にすれば
と言えます。
上昇トレンドはこんな感じのやつですね。
この場合、高値と安値をこんな感じで見ることができます。
そして下降トレンドはこんな感じで、
同様に安値と高値があります。
明確なトレンド転換シグナルとは
では、トレンド転換の指標となる明確な転換シグナルは何かと言うと、
となります。
押し安値や戻り高値は、
安値や高値の中でも特別な安値や高値です。
押し安値と戻り高値とは
押し安値とは、「直近の高値を更新する起点となった安値」のことです。
先ほどの上昇トレンドの図をもう1度見てみましょう。
この図だと高値を更新して上昇トレンドが継続している状態ですね。
では、この図の中で押し安値がどこかと言うと・・・
ここです。
直近の高値を更新しに行く際の最後の安値が押し安値です。
では、下降トレンドの場合の戻り高値はどこかと言うと・・・
ですね。
つまり、押し安値や戻り高値を更新したらトレンド転換の合図というわけです。
これが明確な転換シグナルですね。
トレンドの転換とは
上昇トレンドの転換の場合は、
こんな感じで押し安値を切り下げた時です。
下降トレンドの転換の場合は
上記の逆での時ですね。
押し安値や戻り高値を切り上げ(切り下げ)て更新しない限りは
トレンドが継続します。
自分のポジションが順張りなのか逆張りなのかを
判断するのにも活用できますね。
目の前のチャートが上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、
判断に迷うこともダウ理論を理解していれば迷うことはないでしょう。
まとめ
ダウ理論で最も大事なトレンド転換シグナルについて
解説してみました。
FXトレードをされる方は必須の知識かと思いますので、
これだけはマスターしておきましょう。
なんなら、ダウ理論とライントレードを理解しておけば
それだけでも十分テクニカル分析でのトレードが可能です。
下手にインジケーターを漁るくらいなら
この2つを徹底的にチャートに落とし込んでトレードするほうが
よほど確度が上がると個人的には思っています。
ぜひ日々のトレードで活用してみてください。