こんにちは、たこまろです。
さて、今回はFXトレードをする上で必要な4つのことを紹介していきます。
テクニカル分析
FXのチャート分析の方法として
テクニカル分析とファンダメンタル分析があります。
テクニカル分析はローソク足やチャートの形状から
今後の値動きを占う方法です。
水平線などを活用したライントレードは
最もポピュラーなテクニカル分析と言えるでしょう。
ライントレードやチャートパターン、
ローソク足によるプライスアクションなどから
市場の動きを読み取り、トレードをしていきます。
また、インジケーターを活用する方法もテクニカル分析ですね。
インジケーターはトレンド系とオシレーター系の2種類が存在します。
トレンド系は移動平均線が代表的ですが、
名前の通り相場の方向性や強さを示すものです。
それに対しオシレーター系は通貨ペアの
買われすぎや売られすぎなどを示してくれるもので、
売買タイミングの指標にできるものですね。
MACDやRSIなどがメジャーなオシレーター系のインジケーターです。
ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析に対し、ファンダメンタル分析は
政治経済の状況を元に通貨の需給を考え値動きを予測していく方法です。
「お、この国(通貨)いいね！」
という要因が出てくれば当然その通貨が買われます。
例えばユーロ(EUR)にポジティブな状況となれば、
ユール円(EURJPY)は上がるし、ユーロドル(EURUSD)も上がるわけです。
大原則として、モノが買われたり売られたりするのは
需給によって成り立ちます。
それは通貨も例外ではないため、
人気がない通貨は売られるし、
ニーズが高い通貨は買われます。
そういった経済要因や需給によってチャートの方向性を考えていくわけです。
個人的な意見ですが、ファンダメンタルズ分析は
少しでもいいから意識しておくことをオススメします。
深掘りしようとすると学習しなければならないことが膨大ですし、
刻一刻と変わる経済情報を把握し続け、そこから先のシナリオを立てていくのは
非常に高度なスキルだからです。
ただ、大まかな方向性だけでも掴む、
あるいは掴もうとする姿勢を持つだけで大きく違ってきます。
- 今の世の中で何が起きているのか
- どんな国や通貨は人気なのか
- その理由は何か
- 今の相場はリスクオンなのか、それともリスクオフなのか
そういったことからでも考えてみると良いでしょう。
併せて、経済指標と呼ばれる各国が定期的に発表するような
結果や指数を把握していくことも大事です。
ロット管理
FXはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析、
基本的にはその2種類です。
しかーし、その2つ以上に大事だとも言えるのが
ロット管理です。
どんなにテクニカル分析が優れていても、
ファンダメンタルズ分析でどんなアナリストよりも優秀なシナリオを立てていたとしても、
ロット管理がう○こなら継続して相場で勝ち続けることなんて無理です。
ロット管理とは、
- 証拠金に対してどの程度のロットで取引していくのか
- 逆行したらすぐ損切りするのか、それともナンピンするのか
- エントリーポイントで複数ポジションを保有するのか
- 利確や損切りは分割するのか、1撃決済するのか
などなどです。
同じチャートを見て同じ目線で同じポイントでトレードするとしても、
ロット管理によってそのパフォーマンスは大きく変わってきます。
極端なことを言えば、
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が赤ちゃんレベルだったとしても、
ロット管理がめっちゃ上手なら勝ち続けることもできます。
メンタル
最後に大事なのがメンタルです。
ここまでで挙げた3つも大事なのですが、
メンタルこそ土台となる部分になります。
メンタルという土台の上に、
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
- ロット管理
があるイメージです。
トレードなんてやっていれば上手くいくときもあれば
失敗することだってたくさんあります。
結果に対して一喜一憂したり、
シナリオとは違う動きをした時に損切りができなかったりすると
結果的に相場から退場しちゃうでしょう。
感情に振り回されず、
自分のトレードを淡々と実行する・・・
そういうメンタルを鍛えていくことが大切です。
まとめ
以上、FXに必要な4つのことを紹介しました。
どれも大事なことばかりですが、
まず何より確立しなければならないのはメンタルです。
メンタルをしっかり構築してから、
自分のスタイルに合わせてロジックや手法を身につけていきましょう。
