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6月のチャート・トレード振り返り

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こちらの記事では6月の数字について振り返っていきましたが、
ここでは実際のチャートやトレードについて振り返っていきたいと思います。

6月の相場環境

まずは今月感じたやりにくさは何だったのか…
改めて相場全体を俯瞰して確認してみたいと思います。

6月前半は米ドルがレンジだった

6月の数字を振り返った際に
前半はマイナスを計上し、
後半にプラスを出して結果的には少しのプラスで着地したことを書きました。

では、損切がかさんだ6月前半は実際にどんな相場だったのか。

振り返って見ると一目瞭然で、
米ドルが圧倒的にレンジでした。

こちらはドル円の日足で、
赤い四角で囲った範囲が6月前半です。

見事にレンジですね。

そして、後半から力強い上昇相場に入っていることがよくわかります。

割愛しますが、ユーロドルやGOLDも同様にレンジでした。

じゃあ6月前半にトレンドが出ていたのは…?

それはオセアニアペアでした。

こちらはオージー円の日足です。
同様に赤い四角で前半を囲っています。

前半は急激な上昇をしていて、
後半は下落に転じています。

ドル円が6月後半に急伸しているので、
6月後半は円安が進んだとも捉えられますが、
そんな中でオージー円は下落基調だったので
如何に豪ドルが弱かったかわかります。

他のオセアニアペアも同じような傾向です。

また、6月前半のオセアニアが強い相場も
極端な強さだったかなと思います。

あまり押し目を付けず一方的に上昇していったので、
押し目のロングも入りにくかったかなと思います。

こちらはオージー円の1Hです。

6月2日にMAたちの束を上抜けしてからは
50EMAすらも実体を下抜けすることなく
ズルズルと上昇の一途をたどりました。

米ドルはレンジ、
トレンドが出ているオセアニアも一方通行、
そりゃやりにくいわけだって感じですね。

納得のやりにくさです。

こういうときにどう立ち回るかは
また追って考えてみたいと思います。

6月後半はドル買い相場で乗りやすかった

私の収支は6月後半にV字回復したわけですが、
その相場環境はドル買い相場でした。

なんだか、自分の収支のターニングポイントと
相場全体のターニングポイントがしっかり合致
していて
腑に落ちるような感覚がありますね。

逆に言えば、米ドルのトレンドが出ているときこそ
利益を出すチャンスとも言えるのかもしれません。

米ドルに限らずですが、
とにかくトレンドが出ているときに触るというのは
やはり間違っていないように思います。

私はトレンドの押し目で乗るようなトレード主体なので、
1時間足以下のMAでトレンド確認ができるときが
理想的
だと思っています。

逆に1Hの200MAが横ばいであったり、
エントリーの際も5Mの200MMAが横ばいのときは
あまり触りたくない
なと思っています。

わかりにくいというのが1番の理由ですが、
今月の相場と収支と相場環境を照らし合わせても
それは間違いではないかなと思います。

一方で、私は早く専業レベルの収益を上げないといけないので、
レンジ相場、MA横ばい相場でチャンスが見い出せないときにどうすれば良いのか…
これの答えもまだはっきりとは見つけることができていません。

理想形は毎日プラスを出すことですが、
それが難しくてもせめて週次で毎週プラスを出したいなとは思ってしまいます。

しかし、6月のように半月レンジでチャンスがほとんどないとなると、
焦りが出てくるんですよね。
早く利益を上げないと…、という思いがどうしても膨らんできます。

そうすると「どこでエントリーできるか」を無理に探す羽目になり、
結果的に鼻くそトレードをしてマイナスを計上することになります。

プラスを出さなくちゃと焦ってトレードして、
それでマイナスを出したんじゃ本末転倒ですしお話になりません。

なのでこの辺は課題かなと思っています。

そういう意味でも、本当のチャンスまでしっかり待つこと
如何に大事かが改めて感じられますね。

6月のトレード振り返り

次に実際のトレードを振り返っていきたいと思います。

もちろん全てのトレードをここで振り返ることはできないですし、
書きながら振り返っていくので話が前後したり飛んだりするかもしれないです。

では、やっていきます。

6/2 ドル円L

まずは6月1発目のトレード、ドル円Lです。

上位足の環境を見つつ、1Mレベルの動きを見てのトレードでした。

こちらはドル円1Mで青矢印でエントリー。
赤矢印で利確です。

建値:139.107
決済:139.284
+17.7pips

SL幅は8pipsだったので、
RR2以上取れていて理想的なトレードでした。

ただ、雇用統計後で月初1発目ということもあってか、
ロットをチキって0.03ロットしか入れていなかったのはダメです。

本来なら0.1ロットは入れないといけないポイントだったので勿体なかったです。

利確は直近高値付近でしているので、
これについては良いと思います。

ただ、これは15Mですがそのまま勢いよく上昇し、
週明け月曜のロンドンでの高値まで上昇を続けました。

レートは140.440辺りです。

MAXで130pipsほどのポジションだったわけですが、
15Mの200MAも横ばい&レジスタンスになっていたので
まぁ仕方なかったかなと思います。

ロットを本来通り入れていれば
+1,500円は利益をさらに積めていました。

6/5 ユーロドルS

建値:1.06828
決済:1.06860
-3.2pips

こちらがエントリーした1Mです。

エントリーして1分で損切になっていますが、
しっかりロットもそれなりに打っており
損切り指値もすぐに入れて対応しています。

また、ここでは5Mも貼っておきますが、
時間足なども下降トレンドで時間的にもNY真っ只中、
エントリーポイントも悪くなかったと思のでこれはOKです。

6/6 ユーロドルS 2回

1回目
建値:1.06802
決済:1.06823
-1.9pips

2回目
建値:1.06810
決済:1.06775
+3.5pips

エントリーした1M。

これは1回目は損切りし、
2回目は利確できているトレードです。

多分2回目はイラっとしてエントリーしています。

2回ともPAは良い形ですが、
1回目は1Mの10EMAに当たっている位置で
さすがに戻りとしては浅すぎています。

今現在はこの場合はエントリーを見送るようにしています。

戻りが浅すぎてもう少し戻す可能性が十分にあること、
直近高安利確を考えると、利幅が少なすぎる、
というのが主な理由です。

この形で1Mで10EMAに当たっているということは、
5Mでは10EMAすらも離れているような状態です。

ただ、スキャルとしては良いと思いますし
ロットもちゃんと入れていました。

6/7 ユーロドル ガチャガチャ

時間がないので少し急ぎます。

変なところでエントリーしてマイナスになっているパターンです。

1Mはこんな感じで
○付けているゾーンでガチャガチャ(2回)スキャやって
負けています。

これ、上位足を見てみると、

5Mは200MAが横ばい。

15MもMAたちが横ばい気味。

これは相場環境的にもエントリーしてはいけない相場でした。

2回マイナスを出しているのも良くないです。

6/7 ポンド円L

建値:173.760
決済:173.823
+6.3pips

エントリー箇所の1M

1Mの200MAで上髭付きではありますが包み足を出しています。
その手前も5本陰線を続けており、形的には良いです。

上位足では1Hが200MAが横ばいの環境ではあったのですが4Hのトレンドは上。

15Mではダウ理論の戻り高値を越えたところの戻りに位置し、
上位足の環境的にも良かったです。

ただ、利確がチキン利確になっているのは良くなかったです。

ちなみにこのポジションは本当に良いポイントで、
結局6月末までずっと上昇しており、
タラればですが今日現在まで持っていたら++1,000pipsくら伸びていました。

損切りは10pipsだったので、
現在の1回の損切1,000円だった場合、
RR100、利益額10万になっていることになります。

とてもじゃないですがそんな握れないですが、
ただ、如何に獲るべき時にがっつり獲るかが大事なんだなと
考えたりもしてしまいますよね。

ちなみにこの後も2回ポンド円のスキャは獲得しています。

6/8 オージードルL

建値:0.66933
決済:0.66978
+4.5pips

損切りも3pipsで入っており、
とても良いスキャルでした。

エントリー時の1M

強い上の動きの戻りでの
1MのPA。
その戻りでエントリーしています。

利確が少々早いと言えば早いのですが、
そもそも損切もめちゃ狭いので良いトレードだったと思います。

ただ、これももし直近の高値付近まで獲れたら
RR3くらいなので、この短時間でRR3獲れたら文句なしだと思います。

ちなみに、最初に触れている前半はオセアニアが強いトレンドに乗った
スキャルピングでした。

6/15 ニュージー円L

建値:87.020
決済:86.848
-17.2pips

エントリーした1M

NY開始で指標があったのかなと思うのですが、
下髭をつけて上にいきそうな挙動をしています。

加えて上位足はのトレンドは上でした。

1H

ただ、これの良くないのは見切り発車すぎたエントリーです。

1Mですらダウ理論は上に切り替わっていないので、
ちょっと焦ってエントリーしすぎでした。

6/16 カナダ円L

建値:106.686
決済:106.865
+17.9pips

エントリーした5M

これは鉄板の形で、上昇トレンドの押し目でWB形成→ネック上抜け確定でのエントリーです。

上位足も上昇トレンドなのでこれは必ず入るべき形ですね。

6/23 オージー円S

建値:95.829
決済:95.552
+27.7pips

エントリーした15M

強い下落からの戻りで前回反発した25EMAで再び上髭陰線をつけたタイミングでエントリー。
上位足の環境は良いとは言えませんでしたが、綺麗に下落してくれました。

利確は無難に直近安値付近でしています。

6/30 GOLD L

最後です。

建値:1909.12
決済:1918.1
+89.8pips

エントリーと決済をした1M

まず、前提として月末週末であり、巻き戻しの動きのシナリオを持っていました。
そうすると、1Hレベルで逆三尊が綺麗に決まるのではと考えていました。

GOLD 1H

ただ、エントリー前の時点ではあくまでシナリオの1つです。
このまま下落が加速する月末も当然考えておきます。

ただ、21時30分のNY初動、1Mで上へと示唆する動きをして、
5Mもそのまま上髭付きではありますが陽線を出します。

この時点で巻き戻し=ドル売り=逆三尊のシナリオの可能性が高まったのではと考えました。

ちなみに、ドル円やドルストレートも当然見ており、
ドル円も買いがしつこいものの上に行くというよりは下に調整しそうなモメンタムであると感じました。

上への動きがフェイクでやっぱり下に行く可能性も当然ありますが、
その時は損切をすれば良いだけです。

むしろ、ここで上に行くならリターンもしっかり得られる、
エントリーするべきポイントであると考えました。

あとは1Mでの動きを見てのエントリーです。

ネックラインである1913をなかなか抜けずにヤキモキしましたが、
そこを抜けてからはしっかり上昇してくれました。

利確目標は1919.7辺りを第1ポイントとして想定していましたが、
あまり勢いよく上昇してくれないことなども踏まえ、
利確目標手前の1918.1で決済しました。

結局は1919.7も通過しましたが、
そこに到達する前に1度ネックラインであった1913まで下落して戻ってきているので、
良い決済だったかなとは思います。

1918.1で決済後、再度降りてきた1913でもう1度エントリーしていたら無双でしたが、
さすがにそこまでの積極性は出せませんでしたし、まぁ無理しなくても良いとは思います。

まとめ

以上、抜粋しながらですが6月のトレードを振り返ってみました。

改めて振り返るとやはり「やりにくいな」と感じた要因が理解できますし、
浅い押し目での追いかけ鼻くそトレードも多いなと再確認できたりと、
振り返りは有益なことしかないですね。

なかなか厳しい相場ではありましたが、
最後のGOLDロングなどしっかり伸ばせたトレードもあったので
また7月頑張っていきたいと思います。