こんにちは、たこまろです。
さて、今回は
国内FX会社と海外FX会社の違いについて
お伝えしていきます。
FXをするなら国内と海外、どちらの会社がいい?
FXをするならFX会社の口座を開設する必要があります。
FX会社と一口にいっても
国内から海外までたくさんの会社が存在するんですよね。
いざFXをやろうと思ってもどこの会社の口座を開くべきか迷うことも多いと思います。
そこで、今回は国内FXと海外FXのメリットとデメリットについて
バッチリ書いていきます。
先に結論から言うと、
初心者の方は海外FXをオススメします。
中級者以上の方はスタイルによって使い分ければ良いでしょう。
国内FX会社
実は日本は世界に対してFX人口が多い国なんです。
世界割合の57%が日本人なんてデータも出ているそうで、
意外にもFXが好きな国民性なんですね。
そんな日本ですから、
当然たくさんのFX会社が存在します。
そんな国内FX会社のメリットとデメリットはどうでしょうか?
国内FX会社のメリット
まずは国内FXのメリットから。
スプレッドが小さい会社が多い
スプレッドとは買い価格と売り価格の差のことを言います。
FX会社の手数料がスプレッドになるわけです。
一般的にスプレッドが小さいのはドル円やユーロドルなどですが、
海外FX会社だとドル円のスプレッドも1.3Pips以上のところが一般的です。
最もメジャーな海外FX会社であるXMは
おおよそ1.7Pipsがドル円のスプレッドになります。
そういった海外FX会社のスプレッドに対し、
国内FX会社は最も狭い会社で0.2pipsです。
単純にスプレッドだけで考えたら小さいに越したことはありませんから、
国内FX会社の狭いスプレッドは魅力的です。
各FX会社ごとにアプリをリリースしていて、機能が充実しているところもある
海外FX会社を利用する場合はほとんどの場合が
MT4かMT5を利用することになります。
国内FX会社の場合はMT4などではなく自社アプリ、
またはブラウザ上での取引をするパターンがほとんどです。
アプリは各FX会社ことに作っているため、
使い勝手やツールなどが変わってきます。
中にはチャート分析がしやすい会社、
ファンダメンタルなど経済ニュースが豊富な会社など
それぞれ使い勝手の良し悪しがありますので
好みにあった会社を選ぶことができます。
ロスカット基準が厳しいので多大な損失を被りにくい
これは良い面悪い面ありますが、
強制決済(ロスカット)の基準が海外FX会社よりも厳しいため、
損切りできずに長く持って証拠金を大きく減らしてしまうリスクは軽減されます。
しかし、ロスカットラインが浅いために
本来もうちょい耐えられたらプラスだったはずなのに強制決済されてしまった・・・
ということにもなりますので、その辺りは注意が必要と言えるでしょう。
日本の会社という安心感
やっぱり国内の会社だと安心感があります。
海外のわけわからないFX会社だと出金トラブルのリスクなどもありますが、
国内の大手FX会社であればそういった心配もありませんよね。
国内FX会社のデメリット
次に国内FX会社のデメリットを見ていきましょう。
レバレッジが最大25倍
国内FX会社は最大レバレッジが25倍までとなっています。
「そもそもそんなハイレバなんていらないでしょ」
って意見もあるとは思いますが、レバレッジがFXのメリットであることは間違い無いです。
高いレバレッジが利用できる海外FX会社に比べると
レバレッジに関してはデメリットと言えます。
追証がある
国内FX会社の最大のデメリットと言えるのが
追証です。
追証とは、急な値動きなどにより証拠金を下回る損失が出てしまった場合、
そのマイナスになった分を後から支払わなければならないというものです。
追証はそう簡単に発生するわけではないですが、
やはり「発生する可能性がある」という時点でリスクと捉えておくべきでしょう。
海外FX会社
続いて海外FX会社について見ていきます。
海外FX会社はいずれかの国の金融ライセンスを取得していますが、
オフショアなど金融が盛んな地域でのライセンスを保有していることが多いです。
悪徳な海外FX会社もあるため、
金融ライセンスは必ず確認しておくべき項目でしょう。
海外FX会社のメリット
それでは、海外FX会社のメリットについてです。
高いレバレッジを利用することができる
海外FX会社は高いレバレッジが利用できるところがほとんどです。
日本国内のFX会社のレバレッジが最大25倍なのに対し、
数百倍が当たり前です。
高いレバレッジのため、証拠金1万円とかでも
海外FX会社でなら十分にトレードもできてしまいます。
TwitterとかでFXガチ勢や商材屋さんが●万円チャレンジとかやってることもありますよね。
ちゃんと資金管理・ロット管理をしないとハイレバで焼けますが、
うまく活用すればレバレッジの高さというのはメリットになります。
追証がない
海外FX会社は追証がないところがほとんどです。
ハイレバトレードをしてもし急激な値動きでゼロカットしてしまったとしても
しょうっきん以上の損失を被る心配はありません。
MAXのリスクがわかるというのはリスク管理の上でも大事なことですよね。
いろんな通貨ペアや指数などが取引できる
国内FX会社はマイナーな通貨ペアや指数などが取引できない会社も多いです。
それに比べ、海外FX会社は取扱通貨ペアが多かったり、
日経やダウ平均、金などといった物を取引できる会社が多くあります。
より幅広い対象を取引したい場合は海外FX会社に軍配が上がります。
MT4・MT5が使える
海外FX会社で取引する場合、
取引プラットフォームであるMT4などを利用します。
MT4のアプリ1つあれば複数の海外FX会社の口座を利用したり
切り替えて分散してトレードしたりなど、より取引しやすい環境が得られると言えます。
入金ボーナスがあるFX会社もある
これは海外FX会社によりますが、
XMなど入金ボーナスがあるFX会社もあります。
入金ボーナスについてはまた別記事で説明します。
入金ボーナスを活用すれば、それこそ小さな資金で増やしていくこともできるわけですね。
海外FX会社のデメリット
次に海外FX会社のデメリットを見ていきましょう。
スプレッドが比較的広い
スプレッドが非常に狭い国内FX会社に比べ
海外FX会社は比較的スプレッドが広いです。
先ほどもお伝えした通り、
狭いレベルでドル円1.3pipsとかです。
1トレードごとに1pips以上の差が出てくるわけですから、
スキャルピングではどうしても不利になってしまいます。
それでも、中にはEURUSDで0.4pips程度のスプレッド負担で取引できる会社もあるので、
メリットを考えるとスプレッドが多少広くても十分メリットはあるように思います。
税金的な側面
税金面についてはあえて詳しく触れませんが、
これは人によって国内FX会社のほうが良い場合もあれば海外FX会社のほうが有利な場合があります。
この辺はググれば出てくるので調べてみてください。
へっぽこ海外FX会社は出金拒否などに注意
流石に名が通っているFX会社はそこまで神経質になる必要はないかなと思いますが、
それでも日本国内の企業ではないので
出金拒否などそういったリスクもゼロではないと言えます。
そういう意味で言えば、あえてマイナーな海外FX会社を選ぶ理由はないと言えるでしょう。
海外FX会社を選ぶ際はしっかり実績があるかどうか必ず確認すべきです。
運用金額や用途、取れるリスクによってFX会社を選ぼう
以上、国内FX会社と海外FX会社のメリットとデメリットを紹介しました。
それぞれ良いとこ悪いとこがありますが、
適正で分けると
国内FX向きの方
- 多くの資金で運用する(税金的な面から)
- レバレッジは高くなくて良い
- 国内の安心した会社を選びたい
- スプレッドが狭いところで取引したい
海外FX向きの方
- 運用資金がそんなに多くない
- 入金ボーナスを利用して取引したい
- MT4が使えたら嬉しい
- いろんな通貨ペアや指数などを取引したい
ぜひ使用目的に併せて考えてみてください。